2021年度

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《研究室のコアタイム》

提案日 2021/09/21 (火)

提案内容

《研究室のコアタイム》

単刀直入に申し上げますと、府大の全研究室のコアタイムの在り方に疑問があります。

どうして頂きたいかと申し上げますと、全研究室のコアタイムの撤廃もしくは短縮です。コアタイムのない研究室もあるので、全てを統一というのは難しいと思いますが、コアタイムの上限を設けていただきたいです。これは自身の研究室生活を通して、コアタイムの縛りからアルバイトや睡眠時間、さらには健康的被害を受けていたからです。この時代にそぐわないかもしれないですが、学業第一という言葉があります。ですが、アルバイトをしなければ学校でのお昼ご飯など、生活を賄えない学生が一定数います。また、研究室のコアタイムが長く、そこからアルバイトをしていると、大学から遠いところに住む実家生などは帰宅時間が遅くなり、睡眠時間も十分にとれないと思います。こういった点でコアタイムの撤廃もしくは大学から何時間以上はコアタイムの時間をのばしてはいけないといった制限をつけていただきたいです。本学では学部生の授業満足度などのアンケート制度はしっかりしているのに、院生や研究室に配属になるとそういった制度が失礼ですが、手薄に感じました。手薄な分研究室ごとで厳しさなどかなり違います。特に長期休暇のあるところないところがあるという現状はあまりに不公平に感じられます。また、自分が専攻して進んだ学科はその道の学問に魅かれて進みましたが、同じ学域の他学科と非常に異なるコアタイムの在り方、単位の修得しやすさでした。具体的には言えませんが、本学の電電と機械、物化はその典型的な例だと感じます。コアタイムの短縮などで楽をしたいんだなと感じられるかもしれませんが、私は本学の研究室ごとの制度のバラつきに納得のいかない学生の1人です。納得のいくような研究室ごとの制度の在り方を望みます。

回答

貴重なご意見を頂きありがとうございます。

ご提案の研究室のコアタイムの撤廃についてですが、研究室等における研究活動は研究科・専攻・分野・研究室等により非常に多種多様であるため、研究活動や研究室運営については、その専門性や特殊性等を踏まえながら、教員が判断しています。

そのため、現状ではコアタイムについて大学として一律の方針を出すことは予定していません。 

ただ、過度な負担となる研究室運営が行われている場合は問題ですので、良い研究活動・研究室運営となるよう、研究科、専攻にもいただいたご意見を共有させていただくようにいたします。

教育推進課