2021年度

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《後期の授業形態について》

提案日 2021/08/26 (木)

提案内容

《後期の授業形態について》

私は対面授業賛成派です。この1年半もの間、大学生はまともに大学生活を送ることができていません。もちろんこの状況なのでサークル旅行ができるようにとかそんな贅沢はいいません。しかしせめて、大学の授業だけは完全に対面で行うことはできないでしょうか。大学の授業内容というものは自宅で簡単に理解できるものではありません。大学の教室内である程度の緊張感を持ちながら、教員、学生とコミュニケーションをとりながら理解できるものです。オンライン授業は対面授業の下位互換にはなりえますが決して上位互換にはなりえません。

また、小中高の授業はなんだかんだこの1年半ものあいだ、完全とは言えませんが大学生よりかはまともな学校生活を送れています。それに対して大学での授業は、「オンラインでも十分だろ」というような考えが世間一般に蔓延している気がして非常に遺憾に思っております。どうして大学だけがこのような扱いを受けるのか…非常に腹立たしく感じます。なぜ、ここまで普通の大学生活が戻ってこないのか。それはもちろん感染拡大が原因というのはありますが、府や国などが今の大学生の現状、だいがくで授業を行うことの重要性をしっかりと理解していないからであると考えられます。確かに、感染拡大は感染拡大を起こさないためにはオンラインのほうがいいのかもしれませんが、大学生の日常というものもなおざりにしてはならないと考えています。

そこで、この状況でなかなか厳しいのはわかっているのですが、

  1. 後期授業の対面化の徹底 
  1. 府、国に対して大学生の現状を大学として報告して、大学生の現状、対面での授業、学習、研究を行うことの重要性を伝えること

 をお願いできないでしょうか。

 いまも私たちの大学生活は刻一刻とその終わりへと近づいています。一生に一度の大学生活がより実りあるものになるように、せめて大学での授業だけは対面で行えるようにできればなと思っております。

 長文失礼しました。

回答

新型コロナウイルス感染症の様々な状況に対応する中で、学生の皆さんには通常の大学生活とは異なる負担をお願いすることとなり、大変残念に思っています。

本学では、大学の授業は主に教室等において対面で行うことを基本と位置付けており、授業の提供だけではなく学生同士・教員との学びあいや交流を重視していますので、感染防止策を講じながら可能な限り対面授業を実施できるよう、取り組んでいるところです。 

ただ一方で、変異株の感染拡大や医療のひっ迫等、大阪府下の新型コロナウイルス感染症を取り巻く様々な状況にも注視しなければなりません。

いただきましたご意見を踏まえ、大学としても国や大阪府に対面での教育・研究等の活動の重要性を伝えていきますが、大阪府下の感染拡大を受けて大阪府知事から「オンライン授業実施」を要請された場合は、その重要性に鑑み、この要請に応えることも大学の責務であると考えています。

日々状況が変化する中、授業の取り扱いについては大阪府の指針や感染拡大状況、学内の状況、専門家の意見等々、様々な要素を踏まえながら総合的に判断するため、ご希望に沿えない場合もあるかと思いますが、ご理解いただきたくお願いいたします。 

皆さんの学生生活が実りあるものになるよう、大学として安全・安心の確保を行った上で、最大限対面授業を実施できるよう取り組んでまいります。

教育推進課