2021年度

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《対面試験の実施について》

提案日 2021/07/30 (金)

提案内容

《対面試験の実施について》

大学から感染症対策を実施したうえで対面試験を実施するとの連絡をいただきましたが、オンライン試験やレポート等に変更するなどの対応はできないのでしょうか。

試験中は話すことがないため感染リスクは低いのかもしれませんが、食堂や電車での通学等リスクが高い場面もあります。また、講義室では1席空けて座る等の措置が取られていますが、講義によってはかなり密になっています。試験は成績にかかわるため、直近での変更が難しいことは理解できますが、学校に対面で実施といわれてしまうと感染が怖い学生も通学するしかありません。府大生の感染も確認されており、感染の危険がすぐそこまで迫っている中、対面試験を強行することは大変危険だと感じます。

学生の命を第一に考え、再度ご検討いただければ幸いです。

回答

ご提案をありがとうございます。

対面試験の実施に対して、不安に思われる学生がおられることは十分理解しております。

しかしながら、昨年度よりオンライン試験のあり方等も含め学内でも議論・検討しておりますが、一部授業においてはオンライン試験でも学生の学修を評価できるものの、すべての授業をオンライン試験で公平かつ適正に評価することは困難であると判断しています。

その理由として、まず、試験監督者の監視が行き届きにくいオンライン試験では、公平性が最重要視される定期試験において、大学だけでは解決できない課題があることが挙げられます。

また、学生の学修を評価する最適な手段は、授業により異なります。

レポート等試験以外の代替手段でも学修を正しく測れるものもあれば、試験でなければ正しく測ることが困難なものもあります。

前者の場合はレポートやオンライン試験で実施していますが、特に後者の場合は上述の通り、現状ではすべての授業においてオンライン試験での公平性を担保できない状況にあります。

そのため、大学として公平かつ適正に学生の学修を評価することは責務ですので、必要な対応として対面試験を実施することとしています。

これに伴い、少しでも学生の皆さんに安心して登学いただけるように、大学としても最大限の感染拡大防止対策を講じますが、学生の皆さんにもキャンパス内だけではなく、通学時やオフキャンパスでも

必要な対策を講じるようお願いしているところですので、ご理解ご協力をお願いいたします。

教育推進課