提案日 2020/04/30 (木) 

提案内容

《新型コロナウイルス感染症対策に関するホームページ上での通知に関して》

刻々と変わる未曽有の事態に対処されている教職員の方々に感謝申し上げており、そのようなご多忙中の要望で心苦しくはありますが、学生・院生の立場から気づいたことを、以下、提案も含めてお伝えさせて頂きます。時間的制約もある件と存じますが、可能な限りご検討頂ければと存じます。

●学生・院生の構内立ち入り禁止の期限に関する通知について
現在、学生や院生の構内への立ち入りについては、4/7の緊急事態宣言を受け翌日に示された「新型コロナウイルス感染症に対する本学の対策方針〈第７版〉」の中で、「5月31日まで学生の大学への立ち入りを原則禁止とする」という項に基づいて、禁止されています。この通知を受けた当初、「緊急事態宣言を受けての措置であれば５/６まででは？」と不思議に思ったため、ＷＥＢ学生サービスセンターへ問い合わせたところ、この方針は大阪市立大学の緊急対策本部会議における医学部教員・医学部附属病院感染制御部の助言（３密が懸念される教室での教育活動、研究活動を制限することで感染拡大を防ぐことができる）をふまえ策定されており、学生の構内立入り禁止の期限については、「府内で感染ルート不明の感染者が増加していたことや緊急事態宣言の継続・解除の判断がGW期間中になる可能性があること、それにより学生への連絡が不十分になることを総合的に考慮し」設定されたとの回答を頂きました。
その回答を頂いて納得がいきましたし、結果的に、緊急事態宣言が延長の方向で検討されている現状で、良い判断だったと思います。ですが、やはり登校できないというのは研究や学生生活がかなり制約されるので、ホームページ上で上記のような説明を示して頂ければ、より説得力のある通知になったのではと考えました。多くの大学では緊急事態宣言に連動した期限設定がされているので分かりやすいのですが、本学のように別の基準で設定されるのであれば、簡単にでもその理由も示して頂ければと思いました。
4/30現在、緊急事態宣言の延長が検討されている現状、おそらく本学でも対策方針が更新され、構内立入禁止の期限も変更されるかもしれないと存じております。そちらの学生への通知の際に、できましたら上記を踏まえ、以下の提案を検討頂ければと存じます。
・可能であれば策定の経緯を前文などで説明いただけると説得力が増すと思われます（上記のご回答でいうと、「大阪市立大学の緊急対策本部会議における医学部教員・医学部附属病院感染制御部の助言をふまえて策定された」といった説明）
・構内立入禁止の期限について変更される場合は、「本学では、〇〇の理由で（ex.連休明けの混乱を考慮して？）5月31日までとしていたが、（緊急事態宣言の延長を受けて？）●●の理由で○月○日とする」と、期限設定の理由も示して頂ければと存じます。（変更されない場合も、「〇〇の理由で」について追記頂けると有難いです）

●大学サイトのトップページの「重要なお知らせ」ならびにポータル内の「緊急のお知らせ」について
おそらく頻繁に更新されていっていると思うのですが、例えば3月時点でもこれら「重要なお知らせ」「緊急のお知らせ」は出されていたように思います。それらを確認したい時に、大学サイトのトップページの「News」やポータルの「お知らせ」では、一覧やバックナンバーを見ることができますが、同様に「重要なお知らせ」「緊急のお知らせ」についても、見逃したものを後からでも確認できるように、過去のものを見ることができればと存じます。

回答

大学Webサイトや学生ポータルの掲示につきましては、
情報過多になり過ぎないように要点のみを記載したことにより、今回ご指摘いただきましたような背景等の説明が不足することとなり、申し訳ございませんでした。

ご提案いただきました内容を参考にしつつ、分かりやすい案内を心がけてまいります。
貴重なご意見をありがとうございました。

また、学生ポータルのお知らせにつきましては、日々状況が目まぐるしく変わる中で、その時々の重要事項や連絡事項を配信させていただいております。

その関係で、期限切れの情報を長く掲載しておくことはより情報の混乱を招くことから、適宜掲載期間を設定してお知らせしております。

ご不便をおかけしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。

なお、新型コロナウイルス関連の緊急のお知らせにつきましては、随時情報を更新しておりますが、変更箇所を明示する等して、変更点が伝わりやすいような記載の工夫を行ってまいります。

【教育推進課】