心の相談通信

category

[2015.7-Vol.41] 朝食力を身につけて

ここ7月7日はライトダウンの日

    大阪府立大学の学生のみなさん、お元気ですか。友好祭、041市大戦、笹の葉祭、首都大戦と大きなイベントが続き、忙しい毎日を送っている人も多いことでしょう。今の時期は一年中で一番夜が短い季節です。まだ明るいからと屋外で活動を続けていて、時計を見てびっくりされることはありませんか。
ところで、タイトルの7月7日の夜は昔から七夕ですが、2008年の北海道洞爺湖サミット(※)を契機にクールアース・デーと定められました。天の川を見ながら、地球環境の大切さを日本国民全体で再確認しようという日です。環境省のライトダウンキャンペーンで20時~22時の間、通常ライトアップされている施設が消灯され、自然な夜の暗さを楽しむことができます。大阪では大阪城、通天閣や堺市内の体育館もこの時間消灯されるようです。 もし、雨が降らなければ天の川を見ながら夏の夜を楽しんでみませんか。

WEB学生サービスセンターでは、いつでも(夏休み期間中も)専門の相談員がメールによる心の相談を受け付けています。羽曳野キャンパス・りんくうキャンパスでは、各学生相談室のカウンセラーが対応できない日に、TV電話での対応(要事前予約)も行っておりますので、気軽にご相談下さい。
※来年2016年予定のサミット(主要国首脳会議)は、三重県志摩市で行われます。


「朝食力を身につけて」

  みなさんは朝食を食べていますか?近年、身体の健康だけでなく、心の健康にも朝食が大きく作用しているという研究報告が世界各地でされているようです。朝食(7時ごろ)を毎日食べる人はスタートアップが速いので勉強の効率が上がり、成績もよく、時間に余裕ができるため運動に費やす時間も多いという有意性のある統計も取られています。
では、心の健康に良い朝食とはどんなものでしょう?まず、1日の食事のサイクルを考えて、自律神経バランスを整える食事法を意識することが大切になってきます。

(たとえば)
・寝起きにはまず一杯、水を飲む → 血流改善を促すため
・1日3回の食事をとる → 腸に適度な刺激を与えるためには3回が適当
・朝食を習慣化する → 副交感神経を上げる、全身の血流を良くする、 時間の「余裕」を生む
・夜寝る前(2時間以内)に食べない → 自律神経の乱れと脂肪の蓄積を防ぐ

その内容ですが特に脳の働きのためにごはんやパン、果物といった糖質を含むものを摂ることがおすすめです。また、噛むという行動が脳を刺激するため、しっかり噛めるものがよいでしょう。しかし、何より大切なのは“朝、何か食べる習慣”です。今まで食べなかった人は、とにかく、何か口に入れるところからスタートしましょう。バナナやヨーグルト、野菜ジュースでもよいのです。包丁や火を使わず簡単にとれるものがおすすめです。それができている人は次のステップへ。
ごはんと一緒に作り置きのおかずや簡単なサンドイッチでも充分なバランスのよい食事をとることができます。
自分なりの「朝食力を身につけて」、健康な1日をスタートさせていきましょう。 (WEBSC)

参考:-食事療法のプロに学ぶ 健康科学- より

☆ 健康管理センター保健室では6月16日、17日に朝食の大切さを学ぶ 「食育イベント」を開催しました

心の相談通信へのご意見、ご感想などありましたら心の相談のお問い合わせフォームへ、何でもお気軽にお寄せください。お待ちしています。