2020年度

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《実習について》

提案日 2020/05/20 (水)

提案内容

《実習について》

総合リハビリテーション
理学療法学部専攻の4回生です。
もし可能でしたら、匿名を希望します。宜しくお願い致します。
私たちは病院実習、そして訪問実習が本来なら6月からある予定でした。しかし、新型コロナウイルスにより他の学部が中止措置の中、私達の学部は8月から12月末にかけて延期されました。まずそれでは10月から本来国試勉強に当てていた時間がなくなり、もし落ちた場合、将来の職がなくなることが不安です。
そして実習先ですが、学部の先生方による考え方より遠いところに配属されています。私は2時間半弱かかるところに行く予定になっています。
もし実家から病院に通う場合、往復5時間の満員電車、そして病院実習に行くことは、私が感染し、家族や病院でクラスターをおこしかねません。それは本当に怖いです。それだけは避けたいです。私はもし今のまま病院に行くことになる場合、遠すぎるため、天王寺に住んでいる祖母の家から通うことになる可能性もありましたが、祖母の年齢を考えると、移すのも怖いです。
私達の学部は実習が働く上で必須である事も分かっております。これまでの実習で多くの学ぶことがありました。しかし他の大学や学部が生徒の安全のため、患者さんのために、中止の中、私たちも自分や大切な人の命のために、他の学部のようにリモートで行う処置をしていただきたいです。一意見として宜しくお願い致します。

 

回答

・本学理学療法学専攻を卒業するために必要なカリキュラムであること
・学内教育だけで卒業し病院等現場に送り出すことはとても不安があり、臨床実習が非常に大切であること
・学生の安全性に配慮し、現在のコロナウイルスの状況が収まり安全を確認してから臨床実習を実施しようとしていること
は、既に臨床経験の豊富な先生から4年次生に個別具体的にお伝えしているとおりです。

 国家試験につきましては、計画的に学習を進めてください。
 今の段階から国家試験対策を進めることで、就職試験にも大変役立ちますし、臨床実習が実施された場合にはより深い学びにつながります。

 実習は、ディプロマポリシーにも明記している通り、理学療法学専攻を卒業するために必要な知識と技能を習得する上で不可欠な教育内容を含んでいます。
 また,理学療法士として社会に出ていく際に学生が経験しておかないと、たちまち困ることが予想されるので、 実習施設には今までの本学との関係性で無理に延期をお願いし、何とか臨床実習を実施できるように検討を重ねているところです。

 実習の実施については、現在のコロナウイルスの状況を踏まえ、『安全に臨床実習を行える状態』と大学が判断してからになります。

【羽曳野キャンパス事務所】